アニヤハインドマーチの問題

昨日の夜、ニュースで取り上げられていて驚いた。

高級バッグブランドのアニヤハインドマーチが「エコバッグ」を限定でリリースした。
その値段がなんと2100円というから、人が殺到。
先にリリースされた各国でけが人が出る大混乱の中、日本の発売でも・・・

という内容。

各国のゴテゴテ具合を見た後だったので、「日本人はもっとまともでしょう?」という思いがあったのだけれど、すぐに間違いだったと気づかされる。アニヤ側の対応に至らない点があったのは事実だろうけれど、収集がつかないカオスな状況はなんとも言えない感覚。
「エコ普及のために大量に生産する」か「ブランドロイヤリティ確保のために値段をもっと高く設定する」とかしておけばもっと状況は違ったかも?バランスが難しいのはわかるけれども。ただ、なんだかんだで宣伝効果ばっちりで、アニヤ側としては一人勝ちかな?
ヤフオクで定価10倍以上で取引されているのを見ている限り、一応表向きな本来の【ビニールバッグを使わないでエコバッグを使おう】というコンセプトが全く伝わっていないであろう状況はやるせないなぁ。
※並んでいる人のインタビューに出てきたおじいさん。あのチグハグなインタビューを見る限り、奥さんに買うわけではなく、転売バイヤーにお金を渡されて並んでいる人だったんだろうなぁ・・・。なんとも・・・。